いま、そこにある危機 2018.2.18 円高危機

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今、市場は明らかにドル円に対して楽観的過ぎるだろうね。今は、あまりにも円高要因が多すぎる状況・・・これを考慮しなければ、痛い目に会うだろうなぁ・・・(苦笑)
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(完全に袋小路に追い込まれた黒田スッポン 苦笑)

昔、ドル円の決定要因は「日米金利差」だ、と一点張りの主張をしていたどこぞの中銀総裁がいたなぁ・・・と思い出した(苦笑)。国会答弁でも学者らしく?「ドル円は日米の金利差に依存するものであり・・・」と言って、金融緩和の素振りも見せずに¥75/$という円高を、「市場原理に任せる」と平然と答弁してたけど・・・。この貧乏神(白川総裁)によって、どれだけの企業が苦しめられ、どれだけの雇用が失われたことか。

代わって黒田総裁が就任すると、「異次元の金融緩和」と称して遅ればせながらマネタリーベースをドカドカ増やし始め、ようやく為替は円安方向に動き出したわけだ。それとともに、輸出企業の業績が改善し、現在の株価の状況にある。実際国内景気は言われているほどに良好なわけではなく、雇用に関しても若年層の人口が激減しているという要因が色濃く表れているだけ、という見方もできる。つまり、日本経済は、人口減少によって内需を捨てたわけで、だからこそ訪日外国人を多数招聘して消費をテコ入れしようという政策を政府はとってきたんだよな。

さて、では日米金利差が本当にドル円の決定要因なのか?というと、それがほとんど関係ないというのが、ここ数年の為替推移で見てとれる。そもそも、通貨供給量が3倍にも膨れ上がった現在の世界経済においては、大きな金利差は望めないだろうし、また要因としての効果もかなり薄れているはず・・・。しかもわずかな金利差を狙って通貨キャリーする必要などサラサラないわけで、金利差だけに着目するのは、いかにも「学者バカ」っぽいね。

いまは、もっと根本的な流れの最中にあるんだろうと、俺は思うね。そもそも、ドル円は、日米両国の通貨供給量に依存するし、最終的にはその辺に回帰すると思うわけ。これは「統計的に立証されている」と高橋洋一氏も言ってるけどな。その意味では、「出口戦略が近い」と思われてる日銀(日本政府)と債務上限を大幅に引き上げた米国では、これはもう明らかに将来的な通貨供給量のバランスが崩れる。それによって円高・ドル安がもたらされるということで、最近の為替は大きく動いた。

そしてその「円高」への動きは必然だった、というのが次の日銀が公表している為替レートなんだね。
実質実効日銀
これを見ると、だいたい円は名目(実際の貿易量を考慮し加重平均して修正)為替レートでは現実よりもはるかに円安だと。

しかるに米国はトランプの政策によって長期金利も上昇しインフレ基調になってきてるから、実質実効(通貨のインフレ率を加味)為替レートはますます下方へ向かうじゃないか!ってことなのよ。ちなみのこの名目と実質の差が大きいほど円安だということ。そして史上最高水準の円安になった2015年をいまは、超えてるかもしれんのよ!
(日銀は最新のグラフださねぇからなぁ 苦笑)
これを、埋める方向に動く=円高、ということだぜ!

そして、いつも使われるシカゴ投機筋の建て玉の状況。
実質実効
あの辺の投機筋は、円ショートを諦めないんだよな。けれども、いよいよケツに火が付き始めたわけよ。ドル円が¥110を、いや¥108を底抜けした時点でほとんど勝負ついてるよな。分り辛いけど、円高方向に行けば円ショートは負けよ(苦笑)まぁ、為替レート全体をどうこうできる規模でもないけれど、参考にはなる。

まだある!そう、日本企業が史上最高益を連発してる今季決算だけど、これから(2月後半から3月にかけて)本決算に向けて、(海外利益の還流で)円買い需要が高まるわけよ。だいたい、いま、企業はかなり焦ってる。せっかく海外で稼いだ利益も、円高になればそれだけすっ飛ぶわけで、いま取引銀行と一緒に真剣にタイミングを計ってる最中だっての!(苦笑)けれども、このまま円高が進むと考えれば・・・。

まだまだある。意外に無視できんのが訪日外国人の増大で、そりゃ日本に来れば円買いせざるを得ないよな(苦笑)カネ持ちの外人はあまり来ないけど・・・(苦笑)

その上、トランプ「貿易に関しては日本は同盟国じゃない」なんて発言してるし、なんとしてもこれ以上の貿易赤字を是正しないと、それこそ財政が持たん!というんでヤバイのよ。それでなくても金利上昇で米国政府債務はウナギ登りに増えちゃうからな。あのムニューシン(財務長官)は、「ドル安歓迎」とほざいたけど、結構そうでもないんだよ。

こういう状況を見ていて、さすがに米国の投資家も「円安」は予想なんかしやせんぞ!どう考えても、ドル円¥100割れだな。いや、実質実効為替レートに回帰するようなトレンドになったら・・・。その時に、日本株はどうなるか・・・。少なくとも急落の戻りを狙った短期売買はいいかもしれんけど、ここから日本株ロングってのはないない!(苦笑)
日本企業の収益は2018年ピークよ。日経平均はトレンド転換したと俺は見るけどな。
なので為替(円高)を無視した株価の動きはきっと「罠」だぜ!
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日本株を読め!【2018.2.17】まったく予想できない週

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前週日経平均予想¥21,500 2月16日(金)引け値¥21,720

米国ダウは何事もなかったかのように6連騰。週末金融日こそ、大幅高の6連騰を演じるところに、ロシアゲート関連のニュースが飛び出して急落したものの、ダウは何とかプラス圏を維持、その後のCFDでも値を切り上げた。一方、日本市場は週前半は売り仕掛けによって底値を見に行ったものの、後半は急速かつ大幅に円高が進んだにも関わらず、これを一切無視した形で上昇、夜間先物で¥200の大幅GU気配で終了している。

ロシアゲートに関しては、基本的にどの程度相場に影響するかは、今後トランプ大統領またはその周辺にどの程度影響を及ぼすかで大きく異なるものの、現段階では未知数だ。

モラー特別検察官、ロシア人13人訴追-トランプ陣営支援で選挙干渉

だが、通常ロシアの組織や関係者を刑事訴追したということは、明確な目的があっての犯罪行為と認定したことになり、トランプ陣営が無傷ということはあり得ない。少なくとも、この件は次の展開が必ずあると思われ、それを相場がどう解釈するかで決まる。現時点では相場は、それほどネガティブには受け取っていないが・・・。

日本市場は現時点ではロシアゲートには無反応の姿勢。円高のデメリットと割安感を天秤にかけて買いスタンスを継続していると思われる。それにしても、値動きとしては非常に理解不能なものと成りつつある。
(米国ダウ日足チャート)
だう2-16

昨夜のダウは、25日移動平均線にタッチする勢いで上昇をしたが、寸前でロシアゲートのニュースによって届かなかったばかりか、ほぼ上昇を打ち消した展開だった。日足では、「25日線に跳ね返された」という表現が使われそうだが、相場から見れば外部要因による売られ方になったわけで、この週末、そして月曜のニュース次第では、上下どちらにも行く可能性がある。ニュースに嫌気すれば、上昇分の半押しくらいはあり得なくはないけれど、$25,600までの需給は決して悪いわけではない。
今後のニュース次第ということになるだろうね。

(日経平均日足チャート)
日経2-16

一方日本市場の戻りは極めて出遅れている。しかも、気になるのは25日線と75日線の短期のDCは決定的で、早々に戻せない限り需給は改善しない可能性が高い。その意味では、無視したとはいえ、これ以上の円高はPER13を否定する要因になる。したがって、戻り基調継続でも、市場がどの程度円高を容認していけるかであって、75日線タッチ遠い?と思われる。
しかし、気になるのは昨夜(16日)の先物夜間取引。為替が¥105台に突っ込んでからも上昇を続ける動きで、ロシアゲートにも全く動じなかったというのは、この数年間であまり記憶がない。つまり、非常に高水準に達している、空売り比率を意識した「買い仕掛け」の可能性が否定できないと思われる。海外勢が売りで勝負、といっても今の空売り水準では、たいしたパフォーマンスは期待できそうにない。
もうひとつの懸念は、円高水準を相当なレベルで想定していると思われること。ドル円は上値¥114、下値¥108のレンジ相場が意識されていたが、このレンジを下抜けた。つまり、このまま円高基調が続けば、海外税にとっては株価上昇と同義となる。仮に現在の米国経済の動向からドル安基調が継続するならば、次のレンジ下限は¥100だ。

実際、想定レート約¥110から¥106になれば3.6%の減収になる。それが¥100ならば9%以上の減収となり、決して無視できない状況になる。おそらく長期的に円安の目はないという判断を海外勢がしているとすれば、年初からの売り越しは十分に合理的な判断になる。したがって、円高を無視した株式の上昇局面は非常に危険であると判断せざるを得ない。
また、落ち着き傾向の米国長期金利上昇や、好調なCPIの数値を素直に評価するか、または過剰流動性がもたらしているインフレと判断するかで、株価の動きは異なるだろう。

したがって、来週の日経平均株価の予想は基本的には不可能だと思うが、あえて上昇はしても円高に収れんすると判断して・・・
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日経平均株価:¥21,500(2月23日引け値)
ドル円:¥105.00

を予想する。
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んとなく、だけど、海外勢が大きく売り越してきてるのを、個人が買い向かってるというのは、図式としては非常にいやらしいねぇ・・・。いかんせん、大幅な売り越しらしいからなぁ。

日中にダウCFDが高く推移してるのを、気持ち悪いと書いたけど、これって個人に買わせるための「罠 」の匂いがしてきたよ。

年初来、海外勢は売りの姿勢を強めてる。しかもここにきて (2月第一週)海外勢は現物、先物合わせて1.8兆円もの大量売り越し。その玉を逆張り個人が6500億円も引き受けちゃってる。これがさ、逆張りの怖さなんじゃないか?

で、海外勢が売る最大の理由ってのはおそらく、「ドル安」なんだろう・・・。トランプ減税は結局のところ赤字国債発行で財政は大いに債務が増える。それと同時に内需を刺激すれば、たとえばインフラ投資法案なんかを本格的に審議したら、米国の貿易赤字はますます増える一方だからな。

なんとなく分ったような気がしてきた。この時期米株が急落した原因も、どうやらその辺にあるんじゃないかってな。本来ドル安は米国企業にとってはそれほど悪い話じゃない。けれどもインフレ懸念の根本がドル安という見方をしたらどうだ?長期金利の上昇もそうだが、本来ドルは強くて好景気ならば、物価上昇や金利上昇は納得できるけど、ドル安が原因ならば・・・。

もしも米国経済がドル安が原因で、物価上昇、金利上昇しているのであれば、これはまんま、過剰流動性がもたらす「悪性のインフレ」ってことになる・・・。金融緩和のジャブジャブマネーの価値が悪性インフレで棄損するんじゃないか?という懸念が根底にあるんだろうと推測。

う~ん・・・、だから今後長期に渡って「ドル安」になると見込んでいるからこそ、日本株を売ってきてるんだぁ・・・。これで、なんとなく現状の辻褄があってきた気がする。ブリッジウォーターが日本株を売るとわざわざ宣言したことも、これで納得できるというか・・・。日本政府の立場では、円高になったところで表立って介入など、できるはずがない。さりとて、あらゆる手段を使い果たした日銀に何ができるってな。

これはさ、ちとヤバイんでないかい?

ドル円¥100説が決して絵空事じゃなくなってくる。この不自然なザラバの買い!円高に逆行して輸出株を買っていいわけがないんだぜ!

どうやら、この数日、ターゲットにされたのは個人投資家なんだな。結局、下手すれば日本株は日足チャート通りに下落相場に突入した可能性が濃厚よ。
やっぱりなぁ・・・と思ったよ。もう少しこの週末には詳しく書くけど。
多分、「買い方」は、月曜が手仕舞いのラスト・チャンスになるんじゃないか?
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